〇正答誘導率/正答誘導問題数
知的財産管理技能検定の試験実施要領によると、３級の合格基準は、学科・実技ともに満点の70％以上となっています。
アップロードの分析による、３級テキスト[改訂５版]の正答誘導問題数（率）は、学科30問（100.0％）・実技29問（96.67％）と非常に高い数値が結果として出ており、このテキストを使用した学習で合格に必要な知識を充分に身に付けることができるといえます。
|
正答誘導率
と
合格ライン |
 |
正答誘導問題数：テキストの内容により正解を導くことが可能である問題の数
正答誘導率：全問題数における正答誘導問題数の割合
※合格基準の70％について各問題への配点は非公表となっているため、
下記グラフの正答誘導率と合格ラインパーセンテージは必ずしも条件が一致するものではありません。
〇出題領域
分析では、高い確率で正解できるとの結果でしたが、出題は各領域で均等ではありません。第14回検定では、特許法と著作権法からの出題が全体の50％以上の割合いとなっています。どの分野も重要ですが、特許法・著作権法を確実に押さえることが、合格するためには重要だといえます。
学習のポイント
今回の分析により、アップロードのテキストが受検対策として非常に有用な教材であることが確かめられました。
学習にあたっては、まずはしっかりと読み込み、内容を理解するだけでなく覚えることに意識を向けましょう。そのうえで「こんな場合はどうなるの？」といった自分自身の疑問について、テキストの内容から答えを見つける練習をすることで、覚えた知識から解答を頭の中から引き出す訓練となるでしょう。
また、確実な合格のために、さらに問題の隙間や裏を読む、「選択肢を消去法で選ぶ判断力」や「正解の反対解釈に気がつくこと」を強化する学習が求められます。これらは、問題に対する「慣れ」が重要な要素となるため、 学習の仕上げの意味をこめて、過去問題集や模擬テストで、「問題を解く」訓練により、実力を強化することが可能と考えられます。
