『知的財産管理技能検定1級過去問題・解答解説 第37回・第38回』(2021年7月30日1刷)

箇所

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選択肢イ(解説)

被告(X社)の普通裁判籍の所在地(大阪府)を管轄する裁判所(大阪地方裁判所)が基本的な裁判 管轄(民訴4条1項)。
ただし、特許権に関する訴えについては、・・・(以下、省略)

損害賠償請求(財産権上の訴え)であれば、義務履行地を管轄する裁判所が基本的な裁判管轄(民訴5条1号)。義務履行地は、原告(X社)の住所地(本社、大阪府)であり、この義務履行地(大阪府)を管轄する裁判所(大阪地方裁判所)が裁判管轄となる。
ただし、特許権に関する訴えについては、・・・(以下、省略)

P55

選択肢ウ(解説)

被告(X社)の普通裁判籍の所在地(茨城県)を管轄する裁判所(水戸地方裁判所)が基本的な裁判管轄(民訴4条1項)。・・・(以下、省略)

被告(Y社)の普通裁判籍の所在地(茨城県)を管轄する裁判所(水戸地方裁判所)が基本的な裁判管轄(民訴4条1項)。・・・(以下、省略)